眠い人の植民地日記

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zoom RSS 日本全国合成地名の事典

<<   作成日時 : 2017/07/26 23:35   >>

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社屋移転に向けて色々と明らかになってくる今日この頃。
元々は1月下旬までに順次移転と言う話が、何時の間にか、12月下旬からの移転と言う楽しいスケジュールになってしまい、当方、年末年始はありゃしません。
今年の年賀状は期待しないで下さい…としか言いようがありません。

と言うか年末まで命があるかどうか…。
とある会社では社屋移転で人死にが出たと言いますからねぇ。
上つ方の見栄と出世の為に、こちとらは犠牲の羊とされる危険性無きにしも非ず。

そう言えば、会社の掲示板にパワハラを諫める「とある役員」の言葉が書いてあるのですが、我々は働き方改革の数にも入っていないようです。
くわばらくわばら。

さて、ここ最近読んでいた本の紹介。

東京堂出版から出ていた『日本全国合成地名の事典』。
正直、読んでいるのが苦痛でしか有りませんでした。

歴史家からすれば、古来からの地名を蔑ろにして、新しい地名を造出するなど以ての外、と言う事になるのでしょうが、正直、地名にしても住んでいる人達にしろ、人の営みと言うものはどんどん変わっていく訳です。
例えば地形だって、元々は山だったのが、今ではその山が切り崩されて、平地となり、住宅地に変わってしまったりとかあります。
なので、そんな場所に山に因んだ地名があったからと言って、新しくその地に住んだ人にとってみれば、そんな地名は全然ピンとこない、寧ろ今の平地の方が慣れ親しんでいると言った感じがあるのでは無いか、と思う訳です。

合成地名なんて言うのは正直まだマシな方だと思います。
2つの自治体が1つになるとき、片方の規模が大きければその大きい方に名前を合わせるなんて事がありましょうが、同じ規模の自治体ではそうは行かない。
結果、それこそ町を二分するくらいのゴタゴタが発生する訳です。
そこで人々が編み出した生活の知恵と言うべきなのが、「合成地名」。

例えば、2つの自治体が合併する際、両方の自治体の漢字から1文字ずつとって、上手く組み合わせることで新しい地名とするケースなんかがそれに当たります。
それぞれの自治体からすれば、1文字ずつ平等に割り振られているから、故郷の喪失感と言うのも余り無いでしょうし、蟠りもそんなに出ないのでは無いか、と思う訳です。

この本では、広域地名も合成地名として紹介しているのがちょっと違和感があります。
例えば、奥羽山地の「奥羽」は「奥州」と「羽州」を合成した地名である…と言った具合。
正直、こんな地名まで取り上げていたら、日本全国何処に行っても合成地名ばかりと言う事になりませんかね。

こうした合成地名が目立ってくるのが、明治維新の自治体としての村成立時、1889年の町村制施行、1956年頃からの昭和の大合併、そして2000年代に行われた平成の大合併と言う4つの節目です。
2000年代の平成の大合併、1950年代の昭和の大合併の分については、今迄の地名を無視していると言う非難が当たると思うのですが、それは自分が育ってきた環境によると思ったりもしています。
自分が育ってきた土地がある日突然、全然別の地名になったりしたら凄く違和感があるのでは無いかと思うのです。

そう言う意味では、「鳩ヶ谷」と言う地名はまだ完全に消滅している訳では無いので、合併後であってもまだ愛着は湧くのかなぁと。

しかし、明治の町村制施行やら明治維新の頃の地名が合成地名であるからけしからんと言うのは、余りにも言いすぎでは無いかなぁと思います。
既に当時を知っていて違和感を感じる人がいなくなっている、即ち、歴史と化していて、その地名に違和感を感じないからかも知れません。

ついでに言えば、良く古い地名を維持しろと言う人がいるのですが、古い地名と言うのは何処まで遡れば良いのか、と。
東京の地名にしても、地名の大整理が行われる1950〜1960年代までは古きよき時代の町名が維持されていました。
ただ、それとても、実際には殆どの地名が徳川家康が幕府を開き、そこに城下町を築いてから作られた地名であって(例えば佃島なんてのは大坂の地名まんま)、それまで太田道灌とかが江戸氏が住んでいたときの地名は殆ど消滅しています。

更に言えば、国府があった律令時代にまで遡らないといけないのか、とも思ったり。
それはケースバイケースだと言われそうですが、昔からこうした議論が出る度に不思議に思っていることです。

日本全国 合成地名の事典
東京堂出版
浅井 建爾

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