ニッポニウムの悲劇

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先週の金曜日、メモリーを増設したら以後、不意に再起動するようになり、とりあえず前のメモリーを引っこ抜いて新しいメモリーと交換したら、起動しなくなりました。
どうやら、電流が足りないらしい。
550Wだから、メモリーを追加した時点で、その許容量を超えたようで…。

で、色々弄っていたら、切り替え機のキーボードが利かなくなりました。

直接キーボードを接続すると認識してくれるので、どうやら切り替え機のケーブルが断線したみたいです。
その上、バックアップを取ろうとしたらIDEのHDDが吹っ飛んでしまった様で、認識してくれなくなりました。
どうも、Vistaに変えてから色々と不具合が頻発しています。

元々は、VNCViewerで3台のPCを互いに接続することを目論んでいたのが、それが出来なくなったから、全部VistaにすればOKかな、と単純に思っていたのですが、セキュリティを極端に低めても画面の共有が出来なくて、結果的にPCANYWareを買ってきてみたり。
何か本末転倒な気がする訳ですが、それで画面共有が実現したので、今更不安定なVistaに頼らなくても良くなった訳で…。

なので、今日は昼過ぎから秋葉原に出張って、断線した切り替え機のケーブルと、壊れたHDDの代わりのバックアップ用HDDとを買いに出かけました。

こんな日は、大勢の人混みに揉まれるのが嫌だったので、出て行きたくはなかったのですが、背に腹は代えられません。
今日は歩行者天国で案の定大混雑だったのですが、先日の事件があっての影響からか、警官が多数出張ってました。
とは言え、何故に交通課の警官ばかりで、警邏課が出張ってないのかが謎。
数人だけがゲリラ的にコスプレ撮影会をやってたみたいですけどね…。
昔の秋葉原からは考えられない事だったりします。
私的には、未だにあの光景は慣れません。

お買い物ですが、IDEのHDDは規格変更で何時の間にか随分種類が少なくなって、品薄になっていて、何時もの99には売ってませんでした。
仕方ないので、SATAのHDDを買って、その規格にあった外付け用筐体を買って…。
これで、IDEのHDDをバックアップに使用する筐体が無駄になりました。

ケーブルも探したんですが、RATOCのそれはケーブル単体では売っておらず、修理取り寄せ扱いになるそうなので、それまで待てませんし、結局切替え機をもう一台購入と相成りました。

それを持って帰って、接続して、とりあえず前回の轍を踏まないように、事前にデータのバックアップを行い、それを終えてから再びWindowsXPの再インストール作業に入ります。
前回Vistaに変更してからのすったもんだのおかげで、私のVistaに対する印象は決定的に悪くなりましたよ。

話は変わって、最近、久々に鉱物学の本を読んでいるのですが、日本で産出する鉱石は、世界中で産出する鉱石全種類のうちの実に4分の1を占めるそうです。
世界でも次々に新しい鉱物が発見されるそうですが、日本でも同じくらい毎年発見されるとか。
それは物質の分析能力が向上していて、今まで同じ元素の集合体であったと考えられていたものが、実は別の元素で構成されているものだったりするので、これで終わりというものではありません。

人間の化石人骨も、水酸燐灰石に相当する物質だそうです。
1980年代に神奈川県座間市の遺跡から発掘された頭骨の裏側から、結晶構造は石膏と同じで、石膏の硫酸基を燐酸基に置き換わったブラッシュ石と言う鉱物が採取されています。
これは、日本でも貴重な鉱物と言うことで、国立科学博物館の標本に納められています。

そんな鉱物の名前には日本人の鉱物学者の名前が多数使われているのですが、元素には日本人に纏わる名前が付いていません。

が、実は一つだけ、日本人が発見した元素があったりします。

1908年の事、英国に留学していた小川正孝氏(後の東北大学総長)が、43番目の新しい元素を発見したと考え、それを「ニッポニウム」と名付けました。
一時期は、その「ニッポニウム」は元素記号表に掲載されていたのですが、1937年、この元素はテクネチウムであることが判明し、その新元素名は抹消されてしまいました。

ところがその後、小川氏が発見した元素は、実は質量数がほぼ二倍の75番元素であることが判明します。
つまり、テクネチウム説は濡れ衣だった訳です。
本来なら、75番元素こそニッポニウムだったのですが、質量計算をミスしたおかげで、幻の元素になりました。
と言うのも、75番元素は1925年に既にレニウムという名称で発見されていたから。

でもって、そのレニウムは自然界中には輝水鉛鉱の中に微量に含まれていることが解っていました。
それが主成分の鉱物は無いと長らく考えられていたのですが、1990年代末、択捉島の火山昇華物として、レニウムが主成分の硫化レニウムの存在が明らかとなり、21世紀になると銀や銅などの複雑なレニウム硫化化合物が発見されています。

つくづく、75番元素は日本に縁がない鉱物なのですねぇ。

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