鉄道写真考

画像

やっとおうちでゆったり…。
でもって、今日は写真の整理…と言っても、3月の休みで撮りまくった関西私鉄の写真を漸く整理し終わって、このGWの写真を整理しだしたところですが…。

この撮影行で1,000枚以上写真を写しましたが、今までの反省を踏まえ、カードは予備を1枚、バッテリーも予備を1個持って行ったので余裕を持って撮影出来ました。
御陰で大体の目安が分かったような気がします。

それでも、今回の撮影行ではJRの写真を余り写すことがありませんでした。
アクセスが非常に短時間で効率が良かったのも勿論ですが、私鉄に重点を置いたので、JRには余り手が出ませんでした。
今は北陸新幹線の工事が行われていて、主要駅は次々と橋上駅となり、しかも大きな屋根が付いたので、余り写真を撮るのに向かなくなりましたし。

駅撮りに向いているのは、糸魚川と高岡、加賀温泉と武生くらいではないでしょうか。
今回、えちぜん鉄道のコンプリートが出来なかったので、別の機会に再び行くことになるでしょうね。
特に福井では全く駅撮り出来ず、越美北線は完全に見逃していましたから…。
それでも、敦賀口を中心に国鉄形車輌がどんどんと姿を消してきているので、行くのならば此処1、2年になりましょうか。

それにしても、少ないとは言え、未だ日本国内で乗れていなかったり、写真を写していなかったり、写真を写したものの、余り上手く撮れていなかったりした私鉄が何とまぁ沢山あることよ、と乗車記録を整理していると、何となく賽の河原のような感じがしてしまいます。

全く乗っていないのは、ディズニーリゾートライン、東京都交通局の上野懸垂線、SRの東川口~浦和美園、神戸電鉄のウッディタウン線、広島のスカイレールサービスと、沖縄のゆいレールの他、若干のケーブルカーくらいで、私鉄全線の0.4%くらいですが、写真を再び写しに行きたいのは、大手では南海と近鉄に西鉄、中小では札幌市交通局、阿武隈急行、福島交通、ひたちなか海浜鉄道、北越急行の普通電車、伊勢鉄道、伊賀鉄道、養老鉄道、樽見鉄道、長良川鉄道、信楽高原鐵道、水間鉄道、紀鉄、和歌山電鐵、能勢電、井原鉄道、広島電鉄、智頭急行、甘木鉄道…ふう。

福井鉄道やのと鉄道みたいに車輌が殆ど全て入れ替わったところもあれば、養老鉄道や伊賀鉄道、和歌山電鐵の様に分社化した会社もありますし、大手私鉄のように毎年のように車輌が入れ替わっているのもありますし、鉄道写真を撮ると言う事は、正に泥沼に入り込んでいる様なものです。

しかもそのうち、経営体力が支えきれずに、廃止するケースも出て来る訳で、新設路線は大手しか無く、中小鉄道はほぼジリ貧を余儀なくされていて路線新設どころじゃありません。

上下分離の考え方が今後浸透していけば、路線の廃止は止まるかも知れませんが、自治体財政の健全化が叫ばれている中、どれだけ住民に理解を得られるのか、特に広域合併をした自治体は難しい舵取りが迫られるのではないでしょうか。

ただ、町中を走る鉄道と言うツールは、上手く使いこなせば地域の活性化にも繋がります。
例えば、富山ライトレールは、元々富山港線と言う場末のローカル線でしたが、工場通勤路線と競輪場のギャンブル輸送路線から、LRT化によって駅を新設し、ダイヤも覚えやすい15分サイクルにすることによって、沿線住民の利用が飛躍的に増えています。
また、元々アクセスしづらかった岩瀬浜と言う観光地を取り込むことで、見事に地域が活性化した好例です。
これは、新設ではなく、既存路線の改造と言うのがミソで、用地買収や線路敷設などの施設投資は最小限とし、車輌を新規投入しても、新設路線より費用が安く付いたところも見逃せません。

宇都宮や大宮の様に、新設路線を敷設する構想がある場所では、投資額の回収だけに見合う需要があるのか、ちょっと悩む所です。

また、観光地の岩瀬やその周辺を周遊するフィーダーバスを同時に運行して、利便性を図り、沿線住民を取り込む努力もしていますし、観光客にも利用させる努力をしています。

鉄道と沿線住民が上手くコラボしていると言えば、えちぜん鉄道もその好例です。
元々、度重なる事故もあって京福電気鉄道が手を引いて、路線を廃止すると言いだしたのが問題の発端。
しかし、現地は…特に大野方面は…雪が降ると移動手段が車では心許ない。
と言う事で、上下分離方式を採って、福井県が線路部分を、えちぜん鉄道が車輌とか車庫を持つ形になった訳で。
一旦、路線廃止直前にまで直面した訳ですから、沿線住民も協力的で、意外に利用率が高かったり。

その代わり、今、福井鉄道が路線廃止で揉めていたりするのですけどね。
米国基準の連結決算会計の御陰で、親会社が不採算部門を切り捨てようとする傾向がますます強くなってきているのですが、これが日本の交通体系の崩壊に拍車をかけているような気がします。

有名なのは、南海が切り離した貴志川線ですが、あちらは生き物頼みですが、起死回生に成功しています。
福井鉄道にしても、北陸鉄道にしても、この辺りの私鉄は名鉄の子会社が多いのですが、赤字経営が続くと親会社の会計にも悪影響を及ぼしかねないので、不採算路線は地方の反対があっても切り捨てていきますし、自由化の名の下、路線廃止も簡単にできるようになった為、鉄道だけでなくバスの路線も廃止が相次ぎ、結局地域の地盤沈下に手を貸している、と。

後、新幹線を開通させると、在来線を切り離すと言う経営手法。

しなの鉄道やいわて銀河鉄道、青い森鉄道、肥薩おれんじ鉄道なんかは、そうして分離されたのですが、結局これも上手くいっていません。
それを嫌って、佐賀県は九州新幹線での分離スキームに反対していますわな。

矢張り、自動車が国の基幹産業だと、どうしても自家用車だけを優遇する政策ばかり採るのは気のせいでしょうか。
公共交通機関と言うものは全く視界に入らないのでしょうねぇ。

やれやれ。

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