手術に備えるエトセトラ

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今日は久々にリハビリで近所をポコポコ歩いて、7月にあるたこ虹ちゃんのコンサートチケットの支払と散髪に。
矢張り、流石にまだ手術から1週間経っていないので、傷口が塞がるにつれて臍の奥が痛痒い状態だったりします。
なので、何時も私が歩くと、「動く歩道に乗って居るみたいな」とみんなから言われていたのに、「えっちらおっちら」と言った感じで結構な時間が掛りました。
それに、傷口が未だ完全に塞がっていないのでは無いか疑惑が自分の中にあって(何しろ月曜まで体液を逃すドレンが身体からベロンと出ていた訳ですから)、お風呂に入る勇気が無かったりします。
とは言え、身体は身体拭きシートを使ったり、手拭いをお湯に漬けて拭けば良いのですが、頭は幾ら水無しシャンプーがあると言っても、矢張り気持ち悪く、髪の毛を切った後で洗髪して貰い、やっと人心地つきました。

それにしても、週末に出掛ける予定があるので、今日行っておいて良かった。
週末は2週に亘って、土曜日に休業の紙が張り出してありましたから。

そんなこんなで帰ってきて、荒れ放題の我が部屋を少しばかりずつ片付けて、少しは整理できたかな。
明日は掛り付け医に行って、薬の処方と、診察を受けねば。

さて、今日は手術台に乗る前の色々なお作法について。

先ずは術前検査と呼ばれる検査群を受ける事に。
最初にレントゲン撮影して、踏み台昇降3分を含む前後の心電図検査。
流石に、半月近く腹に何も入れていなかったので、フラフラになりながらの検査でしたが、特に異常数値無し。

一番苦しかったのが、翌日の肺機能検査で、肺活量を精査する為のものなのですが、最初に大きく息を吸って、限界まで空気を肺に溜めて、そこから限界まで吐くというのを何度も続けると言うもの。
いくつかのルーチンがあって、それを2回ずつ行わねばならぬのですが、最初の検査で1回目は上手く言ったものの、2回目は苦しくて咳き込んでしまい、データが取れずパーに。
この場合、2回目を再開するのでは無く、1回目に戻ると言う永久ループ仕様です。
同じ部屋に数名の患者さんがいて同じ様なことをしていたのですが、私よりお年を召した方々ばかりだったので、四苦八苦していました。
こちらはと言えば、何度かやっているうちに大分慣れた上、昔取った杵柄、水泳の長距離泳者として学生時代ならして居たので肺活量には自信があります。
最終的に、その肺活量試験も見事クリア(冗談抜きでこう言った感じの試験でした)し、手術に一歩近付きました。

それから、外科の主治医から手術日程が決まったよと言う連絡が来ました。
その手術日は事もあろうに、13日の金曜日…此の日に孔を開けるのはジェイソン(厚切りじゃ無い方の)か、と言う言葉が頭を過ぎったのは内緒です。

そして、消化器(肝胆膵)内科から消化器(肝胆膵)外科にお引っ越し。
流石大病院ですね(皮肉では無く)、医療スタッフがそれぞれ専門領域で力が発揮できるようにちゃんとサポートの仕組みも整えられています。

内科から外科に移った訳ですが、患者の質が随分異なるような気がしました。
たった2~3週間の入院生活ですが、内科の患者は温和しい感じがし、大部屋でも意外に知らない人同士、挨拶したり言葉を交わしたりしていましたし、ちゃんと病院の生活にも適応しているような感じを受けました。
一方、外科の患者は、兎に角我が儘(あくまでも私の印象です)。
やれ、御飯を引っ込めろとか、御飯食べたくないとか、利尿剤を昼間にやると夜に影響出るからヤダとか、まるで子供です。
しかも、男女問わず、トイレやら風呂場やらに「○月○日、ここで煙草が吸われた形跡があります!」みたいな警告の張り紙が彼方此方に貼ってあって、言いたくないけど民度が低いのかしら、或いは手術を控えているので自暴自棄になった人が多いのかしらとも思ってみたり。

また、内科に比べると患者同士の会話が全くありません。
まぁ、内視鏡とか腹腔鏡などの手術は結構短期間で終わるので、患者の入れ替わりが激しいのもあるでしょうが。

看護師さんも内科と外科とでは性格が違いますね。
内科の看護師さんは、比較的ウィットに富んでいるいる人が多く、朗らかな人が多いのですが、外科の看護師さんはテキパキと仕事をする印象で、男の看護師さんが多かったり、女性でもガタイが良い人が多いです。
流石に手術台から出て来た患者さんをベッドに移すとかしないと駄目ですからね。

とは言え、今は4月から5月にかけて…。
スタッフの中にも今年の新人が配属されている訳で…。
平日は採血場所に採血をしに行くのですが、そこに見学の臨床検査技師の卵さんがずらっと並んでいるのには驚きましたし、今年4月に看護師になったばかりの人で、患者の腕に付いているバーコードがリーダーで中々読み取れずに苦心しているのを見て微笑ましく思ったり。
更に、看護学校の生徒さんが現役看護師にくっついてその仕事ぶりを見学するのを傍目で見ると言った貴重な経験をさせて貰いました。

ま、兎に角落ち着いたところでスタッフ一同がやって来て御挨拶。
先ずは主治医から手術の説明を受けます。
勿論、身体に孔を開けるのは開腹手術にしろ、腹腔鏡手術にしろ、変わりはありません。
なので、そのリスクについて説明がありました。
最近、話題の腹腔鏡手術ですから、不安に思う人も多いらしく、G大学とかC医療センターでの事例と今回の手術手法の比較についてもきちんと説明がありました。

それに依れば、G大学の場合は肝臓の腹腔鏡手術で、それを実施している医療機関は全体の30%程度、C医療センターでは膵臓に対する腹腔鏡手術だったのですが、これを実施している医療機関は僅か10%に過ぎない、つまり、何れにしてもまだ手術手法が確立されていない段階での手術をした結果、あれだけの惨事を引き起こしたそうです。
これに対し、胆嚢除去手術は全体の90%がこの手術手法を採っています。
つまり、こちらは十分に技術的に確立されているもので、主治医自身、年間150件を熟しているとのことなので、まぁ、これは運を天に任せるしかないかな(大げさですが実際にそう思った)、と。
開腹だと退院まで1週間なのが、その半分で済むのが利点です。

ただ、完全にリスクがない手術などありません。
胆嚢は肝臓にへばり付くようにある訳ですから、癒着していた場合は開腹に移行しなければなりません。
そう言ったトラブルも2%はありますとのことでした。
更に、癌化していたりするケースも無きにもあらずです。
因みに、この手術を行うのに最適なのは、発症から3日以内だそうで…あれ?私の場合は、4月28日に発症しているから、5月13日だとすると…

手術は、臍の上に孔を開けて、他に鳩尾の部分3箇所に孔を開けます。
臍から炭酸ガスを入れ、お腹を膨らませて、同じ場所から腹腔鏡を入れます。
切除は胆嚢を残りの穴から器具を入れて総胆管に繋がる部分で切り離し、切り離した部分にクリップを入れて固定する訳です。
そして、切り離した胆嚢は臍の上に穿たれた孔から取り出す訳です。

こうした手術なので、殆ど出血はないはずですが、稀に癒着が酷くて開腹手術に移行したり、或いは間違えて総胆管を切ってしまったり、更には膵臓や肝臓、腸を傷つけたり等と言ったリスクがあります。
この場合は、輸血も必要になるので輸血をしたりしますし、万一、その輸血に肝炎ウィルスやHIV感染症ウィルスが混入していた場合に備えて、採血時にHIV抗体検査をすると言う説明も受けました。

後、麻酔の話しもあるのですが、それはまた明日に。

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