世界遺産になれないもの?

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まぁ、大阪のアホ議員の事は置いておいて…この手の輩は、いざ戦争になったら布団を被って恐れ戦くか、あるいはけしかけるだけけしかけて、自分は前面に立たないか、またはヒロイズムに酔って、戦争の序盤で殺されるかのいずれか1つだろうね。
一応、除名という形にした訳ですが、間違いなく老人の支持は失ってしまったでしょう。
果して、都構想の住民投票がどうなるのか楽しみと言えば楽しみです。

で、同じ大阪で仁徳天皇陵とその周辺が世界遺産に推挙されたというニュースがありました。
世界遺産自体は、日本にも色々ありますが、基本的には地形だったり、歴史的建造物だったり、景観だったり、と言う事で不動産的なサムシングが登録されています。

では動産の文化財的なサムシングは、と言うと、ポツポツと指定されてはいるものの、日本に於いて、そうした動産の保存がそもそも為されることが少なく、技術的に本来残しておくべき代物が破壊されて何も残っていないと言うケースが多いです。
例えば乗物なんかは如実ですね。

国立博物館はあくまでも美術的価値のあるもの、または博物学的に価値のあるものを保管公開する場所であって、技術的あるいは工業的なエポックメーキング的なものを保管するケースは殆どありません。
例えば、自動車博物館なんかは例えば、トヨタの博物館が有名ですが、これとて一企業の出資で作られています。
昨今の企業は老舗というのが少なくなってきているので、トヨタが左前になりでもすれば、あっと言う間に閉鎖され、コレクションは散逸乃至破壊されることになる事でしょう。

鉄道博物館も然り。
さいたまや京都、名古屋、小樽、門司に色々ありますが、これらもJR各社が保存公開している博物館であって、JR北海道の経営が最近厳しいと言われている状況で、小樽の博物館はこれからどうなるのか予断を許しません。
何れも、一企業の出資で出来ている博物館です。

動態保存となると更に困難で、当時は良かれと思って使われていた蒸気機関車に使われていた石綿が、アスベスト被害の発覚により、公園に展示されたものが解体の憂き目に遭うケースも少なくありません。
また、去年だか一昨年だか、近江鉄道も手に余るとして、機関車ミュージアムを閉鎖し、ほぼ総ての機関車(その中には技術史的に貴重なものも沢山あった)が解体されてしまいましたし、つい最近も小田急の車庫が手狭になったと言う理由で、小田急2200系と言うカルダン駆動電車の奔りが解体されました。
更には来年辺り、今、時々本線を観光目的で走らせている高松琴平電気鉄道の旧車群も、動態保存が困難になったと言う理由で解体されようとしています。

自動車や鉄道は未だしも、多くのスペースを要する船関係の博物館は、船の科学館位しかないですし、そこでも、宗谷以外は展示物の殆どが解体されてしまった様です。

飛行機なんかは、最近やっと展示の重要性が理解され始めていますが、航空機の安全性を楯にして、欧米各国の様にクラシック機が動態保存されるケースはありません。
最近の自衛隊機はそれなりに残される様になりましたが、日本最初のジェット旅客機として導入されたDC-8の富士号なんかは輪切り状態でしか残っていませんし、古めの民間旅客機はほぼ輪切りで一部分しかない。

本来ならば、国がこうした産業遺産を集めて博物館を作り、後世の人々にその技術的功績を残すべきだと思うのですが、どうも今の国にはそうした考えはないらしい。
あくまでも、美術品的なサムシングくらいしか価値が無いと考えているのではないか、と思うのです。
今年、初代の政府専用機が退役するのですが、これだって、恐らく輪切りの運命でしょうね。

どうも、この国の文化行政は貧弱ですね。
だから、あんな三流文士が大きな顔をするのでしょうなぁ。

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