眠い人の植民地日記

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zoom RSS 体育か、スポーツか

<<   作成日時 : 2018/05/15 23:19   >>

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例の日大と関学のアメフトの話。
ほぼほぼ外野ですが、書いてみようと思ったり。

映像を見ていると、審判の見ている前で、全くボールを持っていない選手に対して再三に亘ってタックルを仕掛けようとしていますね。
正直言って、審判の見ている前でこんなプレーをするというのは、選手個人の判断で行ったのであれば、その選手は相当いかれていたとしか思えません。

それを平気でやっていると言う事は、チームとしてその選手に対して何らかの指示があったか、審判が見ていても見て見ぬ振りをしてくれると高を括っていたとしか思えないのです。
関東学生フットボール連盟だか、何だか知りませんが、恐らく、強豪である日大が幅を効かせていたのでしょう。
だからこそ、当初は連盟も及び腰で、軽い処分で済ませようとしたのでは無いでしょうか。
これが、関東の大学同士ならば、ここまで大きな問題にはなっていなかったのでは無いか、と。
恐らく、東の雄である日大に逆らう大学が無かったでしょうし。
普通ならば最初の1回で1発退場となるだろうラフプレーを5回も繰り返せたというのも、そんな感じを受けますし、若しかしたら、表に出ていないラフプレーも沢山逢ったのでは無いか、と勘ぐってしまいます。

驕慢が出たのかも知れません。

しかし、相手は関学です。
関学と言えば西の強豪校ですし、日大に対しても十分に対抗し得る学校です。
その昔、同じアメフトで、名QBが2人掛かりのタックルを受けて、脊椎損傷だったかで半身不随になってしまった不幸な歴史を背負って彼等は競技を行っています。
今回、そんな不幸な事実を彷彿とさせる事象が発生した訳で、そんな歴史を持つ関学は、これを放っておけなかったでしょうし、今はネット時代ですから、試合の観客がそれをネットに上げるや、その悪辣さが余計に目立ったのでは無いでしょうか。

関学の動きを受けて、関東の各大学も声を上げ始めた様に思えます。
若しかしたら、色々と掣肘を受けていて、彼等も表だって日大に異を唱えられなかったのかも知れません。
それが輿論の後押しがあって、これが異常なことだと言う事に気がついたのでは無いでしょうか。

ただ残念ながら、競技団体の方の動きは遅いようです。

日本の「体育」と言うのは英語の"physical exercise"の訳語で、「スポーツ・体操などの身体活動により,健康の保持・増進と体力の向上をはかるための教育。知育・徳育と並び教育の重要な一側面をなす」(日本国語大辞典)と言うものらしいです。
一方、スポーツと言うのはもともとは「気晴らしにする遊戯」(日本国語大辞典)と言うものでしたが、時代を経るに従って、「競争的要素の強い、技術的にも高度な運動競技」(同)を指すようになります。

楽しむものと教育の一環、アメフトも米国ではスポーツだった訳で、気楽な運動だったのが、日本に持ち込まれるとそれが体育と名を変えての精神主義的なサムシングになっていったのでは無いでしょうか。
そんな「体育」が「スポーツ」の精神を歪めたのが今回の出来事の遠因になっているのでは無いか、と。

幸い、関学のQBは、身体的にはそんな大事にはなっていなかった様ですが、精神的にはどうなんでしょうか、心配です。
勝つ事だけを重視するのが本当の教育なのか、関係者は今一度胸に手を当てて考えて欲しいと思います。

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